家庭教師に応募される学生の皆さんへ

1、学生といえども、例え口約束と言えども、信義誠実に契約を履行する責任があることを認識してください。

信義誠実の原則：権利の行使や義務の履行は、相手の信頼を裏切らないように誠実に行わなければならないという民法の原則。

「いつ電話をします。」「いつ伺います」「変更がある場合は連絡します」「遅刻時対応」「欠勤時対応」など口約束でも、誠実に履行しなければならないことをしっかり認識してください。

時間を守ること
先方の予定、先方が準備して待つ時間を貴方の都合で安易に崩すことや無駄にすることになりますので、厳に慎んでください。

2、約束したことは、原則、先優先です。

いろいろな約束をする場合には、先に約束したことを優先して履行することを言います。後で、安易に約束を入れて、前に約束したことを変更する場合には、きちんとした理由を説明して、変更をお願いすることが重要です。また、変更が必要なことが分かった時点で変更連絡をしてください。日程の変更は、先方の予定を考慮して、少しでも早いほうが良いのは当たり前です。
約束事項の変更が多いと相手は徐々にあなたへの信頼を失っていきます。

3、個人情報の取り扱いには注意してください。

家庭教師を通じて知りえた個人情報の取り扱いには厳重に扱うことが必要です。友人との会話などでも安易な情報の取り扱いには注意してください。このことは、契約終了後においても、注意すべき事項です。

4、教育指導において

家庭教師を行うにあたって、以下の点に留意して取り組んでください。

• (1)指導する学生・児童の到達レベルを計り、指導計画をたてましょう。
• (2)指導する学生・児童の理解度に寄り添った指導に心がけましょう。
• (3)宿題の量は、指導する学生・児童の学事、負担を考慮して（確認して）出しましょう。
• (4)指導する学生・児童との信頼関係が大切です。

5、契約の終了

期間の終了を待たずに、契約が終了することがあります。学生や児童の成績、信頼関係、家庭の事情などから、雇用者が期間の終了を待たずに契約を終了することがあります。