大学生協九州事業連合
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理事長 ごあいさつ
理事長 佐藤 宗治
佐藤 宗治

鹿児島大学農学部名誉教授
雲南農業大学名誉教授(中国)
※生活協同組合連合会 大学生活協同組合九州事業連合 理事長
※全国大学生活協同組合連合会 九州ブロック 運営委員長

熊本・大分を主な震源とした地震により、被災された皆様にお見舞い申し上げます。また、この地震災害に対して、ご支援頂いた多くの皆さまに感謝いたします。

今回の震災では、東北地方太平洋沖地震の復興途中にも関わらず、東北地方からも、震災経験者としてのノウハウを生かすべく駆けつけてくださいました。この事を通じ、私は、全国の150万人を超える組合員が連帯し、共助の精神で助け合う大学生協の強みを実感した次第です。言葉上ではない、実体のある絆を体感しました。

一方、世界に眼を向けると、生協組合員の一体感とは逆の動きも起きております。2016年6月に、英国は国民投票により欧州連合(EU)からの離脱への道を選択しました。実際には、今後どうなるのかは現時点では不透明ですが、英国内で、EUに対する不満が溜まっていたことだけは確かです。EUは、本来、“Unity in Diversity 多様性の中での統一”をモットーとしていた組織の筈です。しかし、現実には、一握りの多国籍企業や国際投資家等向けの経済活動優先となっていることが露わになり、それに対する反発が出たのではないでしょうか。

近年、日本でも当然のごとく叫ばれる“グローバル化”という概念も、実は、定義は曖昧で、それが「誰のために、なぜ必要なのか」と問うと、「世界で活躍するためにはとにかく必要」とか、「これからの世界では云々」と、一般庶民にとっては空漠たる答えです。さらに、グローバル化には英語が必須だと、英会話推進熱が起き、英会話教育は一大ビジネスと化しました。しかし、実態は、多感な青少年や教養ある大人に対して失礼とも思われる、内容の乏しい幼稚な日常会話教育です。これらを考えると、グローバル化も、ほんの一握りの経済を支配する人々のみが有利になる仕組み作りの一環なのかもしれないと、訝しんでしまいます。

そんな中で、我が国では、選挙権年齢が18歳に引き下げられが得られ、2016年7月の参議院選挙では18、19歳の新有権者が票を投じ、国政への責任の一環を担うようになりました。現在、高等教育を受けている大学生協組合員も含む若人達が、直接政治を動かす当事者になりました。私は、彼らと共に形作る明日の社会が、平和で多くの人々が幸せを実感できるものであることを祈り、また、彼らには、そのような世の中を創つくる力があると大いに期待しています。

さて、九州事業連合は、中期計画の第2段階に入りました。 我々は、組合員の皆さんと共に、2016年を、「ご一緒に!」が創り出す、事業や取り組みで、「120%魅力的」な生協としての評価を得よう!」との活動テーマで進んでいきます。 学びと成長・事を実感できるよう、そして、大学・地域連携の貢献を意識し、魅力ある職員になるよう心掛けながら、連帯の再構築をして、日本そして世界に羽ばたき明日を築く若人を支えます。

我々は、これからも、「ひらいて、つないで、ご一緒に!」の精神で、九州の約14万人の組合員の皆さんと、志を同じくする取り組みを追求していきます。 組合員と一丸となり、対話を通じ、共感と協働が生まれる行動を実践していきます。 組合員と共に、これからも、先人たちの意思を引き継ぎ、連帯の力で社会に根付いた“大学生協という文化”の創成に寄与できるよう尽力します。

今後とも、どうぞよろしくご指導の程お願いいたします。

2016年7月
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